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そのまま素のまま/こどもの日にはネコヤドで


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益子の陶器市に行ってきました。

今年は当地のお店にも卸しているから、間接的に参加。


当日、
納品をするために開店よりも早い店内に招かれると、静寂の中で日の光だけが白壁の室内を照らしていました。

その灰色の光を受け、様々な白や黒、飴色の陶器が鈍く、それでいてありありとした存在感を持って光る。

ただ、それは、目を向けるとスッと部屋の一角の風景の中に溶け込んでいくのです。

なんというかオバケみたいな…

ちゃんといるけど、余計には主張しない。

そんなモノの中に、僕作の木べらもいました。

自分作のものということもあってか、若干の違和感を感じる。

ここで時間を経ながら、もっと深く、こういった景色の中に馴染んでいってくれることを願う。



そんな静かな空間から5分も歩くと、ガヤガヤ多くの人でごった返す陶器市本道に出ます。

“祭”

威勢の良さと期待感と、そこに生まれる熱のようなものがあるからか、そう感じる。

それにしても若手の作家、革や木工やアクセサリー、大物小物の家具、雑貨にいたるまで、陶器市という名前だけでは伝わらないたくさんの顔が、益子の陶器市にはあります。

通りから見渡すと四方が革作家のテントという場所もあったし、なにより僕たちみたいに多くを“流し”で見てみても、全然まわり切れずに夕方になってしまう規模。

開期も今年は10日間です。


そんな今年の陶器市を一日かけてまわり僕が買ったのは、ざらりとした質感の湯呑みひとつでした。

土っぽく、地面に手を突っ込み、ズポッとひっこ抜いたような触り心地と表情。

よくある好きなカタチで、とくにどこがどうというわけではないんだけど……スッと手にしてみたら、欲しくなっちゃいました。

モノとの出会いですかね、ただの。

今年は、そんな“素のまま”のものに普段より惹かれた陶器市でした。

素材が木ならポキンと枝先から取ってきたような、若い木の芽と同じように地面からニョキッと生えているようなモノ。

革なら(さすがに牛の背中からペリペリ剥ぐようなイメージではないものの…)カチッとしたものではなく、どこか野生的で動き出しそうなモノ。

そんなふうに自然な成り立ちをしたモノに目が止まりました。

最近、自分でそういった無意識的な意識を感じながら作業しているからかなぁ。

なんというか、無理なくできたモノって落ち着きますね。

とても自然な感想が残りました。


さて、後半の連休も始まり陶器市もいよいよ終盤。

気温は低い日が多いみたいけど、天候には恵まれて、一日歩き回るにはいい陽気です。

昨年は竜巻、突風が最終日にありました。

今年は無事、終わりますように。




僕事としては5日(こどもの日)に栃木県の鹿沼市で行われる『ネコヤド商店会(ネコヤド大市だったもの)』に出店します♪

どんな御縁があるのか。

期待と不安と楽しみと……ドキドキワクワク。

ウキウキはあまりないけど、こういった道程をしっかりと歩みながら、地道に着々と進めればと思っています。



~~~~ネコヤド商店街~~~~


開催時間は午前11時から午後3時です。

開催場所は栃木県鹿沼市上材木町根古屋路地と、国道293沿い天神町交差点付近となります。

会場はカフェ饗茶庵本店、アンリロ、ル・ペリカンルージュ、TASTAS、カナルデパナマ、古着屋shirabe、ずず、アロマミルフィオーレ、ハナドコロ・エン、新鹿沼宿…など、街中各所です。

駐車場は鹿沼市役所/商店街共通駐車場/御殿山公園をご利用ください。


益子の陶器市帰りにとはいかないけど、お時間作って是非♪

僕はテンヂンナガヤ・エリアにある“アロマミルフィオーレ”さんの店前テントでお待ちしてます。


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2013-05-04